忘れもの遊園地
「忘れものですかな?」
忘れものをしてしまい、慌てるトラタとレミに声をかけてきた、
真っ白な姿のおじいさん。忘れもの遊園地の園長だと名乗り、
「忘れたい嫌な記憶を書き込み投稿すると、その記憶は遊園地の
エネルギーに変わり、忘れものは手に入る」という。
園長の持つタブレットに嫌な記憶を投稿し、その記憶を手放して
忘れものを手に入れることができ、気分がよくなった二人だったが。
ママが帰ってこない……。
忘れもの遊園地に行ってしまったというレミのママを探しに、
レミ・トラタ・トラタの姉ツバメの3人は
忘れもの遊園地の中へと飛び込んでいくーー。
読者の声
自分自身が小3〜6年生だったら、きっと夢中になって読んだだろうなと思いつつ、読みました。(もちろん今も夢中でよみました)
自分の子ども、職場の養護学校の小学生たちのことを思いながら、お母さんの立場で読みましたが、良い子でいたい子どもの苦しさがとてもリアルで、ヒヤッとしながら、レミちゃんママの、その苦しさをまるっとうけとめてくれる、つつみこんでくれる愛情に涙しました。
私もそうありたいなとあたたかい力をもらったように思います。
また、お姉ちゃんのような底抜けな明るさと、パワーも魅力的で、あこがれます。子どもとのキャッチボールが、私にもこれからはじまります。期待、理想で子どもを傷つけないように、楽しくキャッチボールができるようにしなければと心しようと思います。
これからの作品も楽しみにしています。
(35歳・ケリーさん)
最初は、忘れ物をとった帰りに、遊園地に行く話だと、表紙と題名で勝手に思いこんでいました。ですが、ちょっとこわい場面もあってドキドキでした!
(11歳・女性)
この本は、わたしのこのみの本だったのですごくよかったです。
もっとシリーズをだして人気になってください! おうえんします!
ものごとをわすれたい時があるので、この本をよむと元気がでます!
(9歳・めいちゃん)