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忘れもの遊園地

児童文学

小高から

定価:1,540円

忘れものをした、トラタとレミ。忘れもの遊園地の園長に、「忘れたい嫌な記憶」を投稿すると、忘れものが手に入ると言われ――

判型サイズ:四六判

ページ数:264ページ

ISBN978-4-7520-1018-0

配本日:2022年08月01日

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「忘れものですかな?」

忘れものをしてしまい、慌てるトラタとレミに声をかけてきた、
真っ白な姿のおじいさん。忘れもの遊園地の園長だと名乗り、
「忘れたい嫌な記憶を書き込み投稿すると、その記憶は遊園地の
エネルギーに変わり、忘れものは手に入る」という。

園長の持つタブレットに嫌な記憶を投稿し、その記憶を手放して
忘れものを手に入れることができ、気分がよくなった二人だったが。

ママが帰ってこない……。

忘れもの遊園地に行ってしまったというレミのママを探しに、
レミ・トラタ・トラタの姉ツバメの3人は
忘れもの遊園地の中へと飛び込んでいくーー。

 

 

読者の声

自分自身が小3〜6年生だったら、きっと夢中になって読んだだろうなと思いつつ、読みました。(もちろん今も夢中でよみました)
自分の子ども、職場の養護学校の小学生たちのことを思いながら、お母さんの立場で読みましたが、良い子でいたい子どもの苦しさがとてもリアルで、ヒヤッとしながら、レミちゃんママの、その苦しさをまるっとうけとめてくれる、つつみこんでくれる愛情に涙しました。
私もそうありたいなとあたたかい力をもらったように思います。
また、お姉ちゃんのような底抜けな明るさと、パワーも魅力的で、あこがれます。子どもとのキャッチボールが、私にもこれからはじまります。期待、理想で子どもを傷つけないように、楽しくキャッチボールができるようにしなければと心しようと思います。
これからの作品も楽しみにしています。
(35歳・ケリーさん)

最初は、忘れ物をとった帰りに、遊園地に行く話だと、表紙と題名で勝手に思いこんでいました。ですが、ちょっとこわい場面もあってドキドキでした!
(11歳・女性)

この本は、わたしのこのみの本だったのですごくよかったです。
もっとシリーズをだして人気になってください! おうえんします!
ものごとをわすれたい時があるので、この本をよむと元気がでます!
(9歳・めいちゃん)

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