ひばりに
読者の声
「聞けよ、ひばり」という合唱を歌ったことがあり、”ひばり”の言葉にひかれ、手にしました。開いてみると・・・
やさしい色使いの絵と短いことば、でも。たくさんの思い、想いのつまった絵本だと確信しました!
ひばりの声は、希望の象徴なのかな。
大人のおはなし会で読んでみたい本です。(たまちゃん・60歳)
誰かがつらい時、私も「たんぽぽのわたげ」になろうと思います。
自分がつらい時、この本を読んでほんの少し上を向いてみようと思います。
大好きなたんぽぽが更に愛おしくなりました。(あんこさん・56歳)
三重の書店で見つけました。アリス館の絵本に好感を持っています。表紙の小さな赤い服の女の子に目が行きました。アイボリーカラーも優しいと。
なぜ選んだのかなと、一通り読んで考えました。多分私が少し疲れていたからでしょう。作者の作品作りの意図からも…。その後でもう一度考えました。タンポポというモチーフをうまく表現しコンセプトをきちんと盛り込んでいくのが、すごいと思いました。
私の住居は高原に近く山間で、黄色いタンポポが隊列をなしています。どう表現すれば、うまく気持ちが伝わるかと思いつつ、いつも散歩をしていました。ステキな表現ですね。(よう子おばあちゃんさん)
ちょっとしんどくて、
この詩がしみました。
そうですね、明日からまた、老親の介護がんばります。
ありがとうございました。(モモコさん)
すてきなすてきな絵本をありがとうございました。
言葉も、絵も、心に迫るものがあり、涙腺がゆるんでしまいました。
東日本大震災から10年…直後5月から何回も被災地に足を運びました。今でも当時の状況が鮮明に浮かんできます。私なりに応援していきたいと思っています。
発売前から気になっていて、手に取り実際に読ませていただき、心が救われるような自分がいました。
手に取った方誰もが、顔を上げ、前に進めるような本田と感じました。
ありがとうございました。(りすくんさん)
研ぎ澄まされた言葉の中に、作者内田麟太郎さんの優しい眼差しが感じられ、心に染みる詩です。
うえだまことさんの絵も、言葉に寄り添いながら、出しゃばることもなく、さりげなく目にすっとはいってきます。
お二人とも絵本の心を知ってらっしゃるから、こんなすばらしい二人三脚の絵本ができたのでしょうね。
一度目にしたら忘れられない記憶として残る絵本です。
大人にも子供にも勧めたいと思います。ありがとうございました。
内田さんの詩とそれに会う絵がすばらしかったです!(かまどさん)
ぼくにはことばがない
きみにかけることばがない
この2行から始まる物語は、つまり、絶望と悲憤と嘆きと悲しみと、
希望を失った人々に、そっといたわりの手を伸ばす詩だろうと瞬時に解釈した。
わたげとひばり…すずめやとんびではなくてひばり。
わたげがマイ、一緒に飛んでいるのはひばり。
夢がいっぱい広がります。
大切な一冊になりました。
絵を担当されたうえだまこと氏はわが静岡県生まれとのこと。嬉しかったです。
すてきな絵本ですね。
言葉といい、色画、模様といい、素晴らしい詩の絵本を発行された、
アリス館40周年の集大成を読ませていただきました。
麟太郎さんのあたたかさと優しさが「ことばがない」ことばの奥からにじみ出て、溢れるものがありました。
“あなたに”でも”きみに”でもなく”ひばりに”という表題とともに空を仰ぎ、存分に”生”を味わいました。
未来への絵本をありがとうございました。(きぬたんさん)
新聞を見て、絵本を見たいと思いました。
今、3歳の孫にプレゼント(この春、幼稚園に通います)。
こちらではまだ、たんぽぽは見かけていませんが、見かけたらとばしてみようと思います。
ありがとうございました。(さっちゃんさん)
なんてすてきな詩と絵のほんでしょう。
さすがの内田麟太郎さんです。
植田真さんの絵はぴったりと思います。
他の作品をもっともっと見たいと思いました。
とにかく「なんてすてきな本」ということばしかありません。
本屋さんでこの本を見つけたことがうれしいです。
東日本大震災の後に書かれた詩だそうですが、今、コロナ禍で辛い思いをしている人にも
そっと寄り添う詩だと思いました。
内田麟太郎さんの繊細で心あたたまる詩が好きです。
たんぽぽ たんぽぽ
むこうやまへ とんでけ
という、昔、祖母とうたったわらべうたが聴こえ、温もりが伝わってくるようでした。
優しさをありがとう。 (ちーちゃんさん)
新聞の本紹介欄で知り、本屋さんに注文、田舎は本屋さん1軒(小さな)。
少し遠い車でないといけないコープさんの中の本屋さんか、大型店の本屋さんに注文です。
私は長年、心の病(軽症とはいわれますが)夫のDV、パワハラに苦しんできました。
自分を否定される苦しさ。
それが「うつむいていた きみが かおをあげ ぼくをそらへ ふいたことを」
うつむいていたきみ=私でした。
いつまでもうつむいていないで。顔を上げて笑ってごらん。
昔のきみに早く戻って。涙が出ました。ありがとうございます。 (えみりんさん)
あわいしきさいが、きにいりました。(晴耕雨読庵さん)