2021年、おかげさまで40周年をむかえます
小社は、1981年に誕生しました。1980年代は、テレビ・コミック・テレビゲームなど新しいメディアがひろがり、子どもの育ちは大きく変わりました。子どもの本も新しい表現の可能性をひろげた時期です。小社は誕生以来、子どもの本にこだわり、赤ちゃん絵本、創作絵本、自然やノンフィクションの写真絵本、読み物など多岐にわたる本づくりをおこなってきました。
子どもの本は、子どもたちにとっては、たのしく、おもしろく、そして心の糧となるものですが、おとなにとっても、深い気づきにつながるものです。その意味で、子どもたちの目線にたち、世界を見つめ、表現する子どもの本には、世代を越えた普遍的な価値があると思います。
40周年は、世界的な災禍のなかで迎えることになりました。この災禍は私たちの生き方や価値観を問い直すような出来事ともいえます。小社は、これからも、思いやりとやさしさにつながる豊かな感受性や想像力を育む本をつくり続けます。
40周年記念のロゴマークを制作しました
40周年記念のロゴには「未来を育む」というフレーズを添えました。アリス館は「出版活動を通じて、子どもの豊かな未来と平和で文化的な社会進歩に寄与する」を経営理念として掲げています。「子どもは未来である」とひろくいわれますが、さまざまな要因から、かならずしも子どもたちみんなが伸びのびと笑顔で豊かに育つことができない現実があります。そうした現在の子どもたちの「育ち」を考える視点と、子どもたちを通じて平和で豊かな「未来」を考える視点が大切だという思いが込められています。本年は創業40年にちなんだ出版・販売企画をさまざま準備しております。何卒ご支援たまわりますようお願い申し上げます。
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新年あけましておめでとうございます
2021-01-01